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入院中、看護婦さんの入浴介助を受けた話

19才のとき。

運悪く両手を骨折してしまい入院することに。

両手の骨折だったが、若くて回復も早いし、短期間の入院だった。

その間、3人くらいの看護婦の人にいろいろな世話をしてもらっていた。

世話をしてもらうと言っても、よくAVなどであるような展開はない。羞恥心への配慮はあるし、看護婦さんたちも暇ではないので、短時間で世話をすませる。



その3人の看護婦さんの中で、20代後半くらいのわりと綺麗な芝崎さんという看護婦の方と、なんとなく波長が合い、すごく仲良く世間話などをする間柄になった。

とても清潔感がありスタイルのよい方で、テキパキと作業を手際よく進めるタイプの看護婦さん。



ある日、芝崎さんにお風呂に入れてもらうことになった。

それまでは、日常程度のムラムラはあったが、病院だからこそという性的興奮はなかった。しかし、今までフランクに世間話をしていた女性に、お風呂に入れてもらうとなると、さすがに19才の私は、体の奥底から興奮を覚えていた。



だが、うぶだった19才の私は、「ダメだ、これじゃ変態だ」と体からの高ぶりを自制するように、自分に言い聞かせていた。



入浴介助用の腕がまくれた薄いピンクのシャツと、ハーフパンツに着替えた芝崎さんは、落ち着いた様子で、私と脱衣室に入り、手際よく私の服を脱がせる。私が恥ずかしい思いをしないようにと配慮してくれて、股間にはタオルをあててくれた。



入浴準備がすむと、芝崎さんはスムーズに私の体を洗っていく。その間、私は芝崎さんに勃起した自分の恥ずかしい姿を見られたくないという思いでいっぱいだった。

けれども、スタートからずっと陰部と遠い位置を洗っていたので、「あ、これは、勃起せずに恥ずかしい思いをしなくてすむかなと」と、途中からは安心し始めていた。



すると、泡立ちのよいボディーシャンプーを使った、芝崎さんのとてもやわらかい手つきが徐々に陰部近くの微妙な位置に近づいてきた。でも、そのときは、「ペニスを直接がっつり洗うことは、あるのかな? どうかな」と半信半疑だった。そんなことを考えているうちに、徐々に私のペニスはムクムクと膨らんでいった。



そして、

「失礼します」

芝崎さんは、私の股間にあったタオルをサッと取った。



その瞬間から、言葉にできない開放感と高揚感が、体から湧き上がり、血がたぎるのが自分でも手に取るようにわかった。

ペニスはみるみるうちに最高潮へ。

10代特有の角度で、かすかに上下に動くほどギンギンに。



陰部を洗い始め少しすると、

「大丈夫?」

芝崎さんは私に声をかけた。



無理もないだろう。これまで、よく話していた私が、入浴介助とともに言葉を発しなくなり、目を閉じていたのだから。



「………」

私からは何も言葉は出なかった。



女性の中には、まるで破裂しそうなほどに勃起したままのペニスを見ると、男性が何か我慢を強いられているように感じる人もいるのかもしれない。



芝崎さんは、気を使ってこの沈黙を解消するように、

「もしかして、溜まってる?」

「………」

羞恥心と性的興奮で私はフリーズしたまま。



芝崎さんは、最高の優しさで

「ここで、出ししゃおっか?」

私、「………」

芝崎さん、「うん、大丈夫だから」



そして、芝崎さんは、私のペニスに優しい力で添えた手を上下させた。それは、しごくという表現にはあてはまらないもので、一定のリズムで余計な力を加えず、まるで背中をさするように温かく、私のペニスを愛でてくれた。



「大丈夫、痛くない?」



芝崎さんの表情は、無理に笑顔を作るでもなく、うっすらとした自然な微笑みを浮かべていた。セミロングの黒髪の芝崎さんの表情は、とても美しく妖艶なものに感じられた。



間もなく、ペニスの奥にある体内の丹田のようなところから、脳天へと熱と快感が、ぶあっとあがってきて、完全な射精感ともいうべきものを得て、自分の全てを解放するがごとく、体にあるものを出し切るように射精した。



精子は芝崎さんの肩を越えるくらいに飛んだ。



私は何も声を出さずに射精したので、芝崎さんは、一瞬ちょっと驚いたようだったが、落ち着いて左手を精子が描く放物線へと入れ、飛び上がる精子を包み込こみつつ、射精が終わるまで、やさしくペニスに添えた右手を上下に動かしてくれた。



「大丈夫? もう、全部出た?」



「はい」

私は、やっと言葉を発することができた。



絶頂感の2、3秒後、私はふと夢から覚めたような気持ちになった。

それを察してか、芝崎さんは、タオルを私の陰部へとそっと戻し、私の体をほぐすように再度、足の指の間までくまなく、全身を洗ってくれた。そこには何故か圧倒的な充足感が存在していた。



それから、翌日の朝に芝崎さんと再び顔を合わせるまでの記憶は、あまり残っていない。

うぶな19才だった私には刺激が強すぎたのかもしれない。



翌朝、芝崎さんと顔を合わせると、

「なんで、笑っているの」と言われた。

恥ずかしさからか知らぬ間に、私の顔はにやけていたらしい。

そして、その後、芝崎さんと前日の出来事について特に話すことはなかった。

仲のいいままの関係で、間もなく私は退院した。

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